国土交通省 無人航空機登録講習機関
登録番号:国空無機第 236461号 国空無機第 236462号
事務所コード:T0047001
技術の発展により、趣味の領域に留まらず空撮や検査など、さまざまな領域でドローンが活用されるようになりました。そのため、ドローンに関する知識や操作方法を学ぶためのドローンスクールが増えている状況です。
しかし、ドローンスクールについて詳しく知っている人はまだ少なく、
「どんなことが学べるのか分からない」
「費用はどれくらいなの?」
という人が多いかもしれません。
そこで、ドローンに興味がある人やドローンスクールに通おうと検討している人のために、ドローンスクールで学べることや費用の相場などについて紹介します。
「ドローンスクール」とは、ドローンを扱う上で必要な知識や操縦技術などを教えてくれる場所です。
ドローンを飛ばすためには、操縦に関する知識や技術だけでなく、道路交通法や民法などの関連法律に関する知識や空撮の知識や技術なども必要になります。これらは独学でも習得できますが、ドローンを安全に飛ばすための技術を習得するのはハードルが高く、民間のドローンスクールが増えているのです。
我が国においては18歳以上であれば、ドローンを飛ばすための免許などは必要ありません。つまり、ドローンスクールに通っても、自動車のようなドローンの免許が取れるわけではないのです。
しかし、ドローンスクールによっては認定資格の取得サポートが充実していたり、認定資格を取得するまでがカリキュラムとなっていたりする所がありますので、独学よりもしっかりと学ぶことができます。
ドローンスクールに通うのをおすすめしたい人は、ドローンを仕事にしたい人だけでなく趣味でドローンを飛ばそうという人も対象です。
前述のとおり、ドローンスクールに通っても法的な効力を持つドローン免許が取得できるわけではありません。しかし、ドローン事業を展開している企業にドローンに関する知識や技術を客観的に証明するためには、スクールを受講したという実績は大きなメリットになります。
また、スクールによってはJUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)、DPA(一般社団法人ドローン操縦士協会)、DJI CAMP技能資格証明といったドローンの民間資格を取得可能です。そのため、ドローンを仕事にしたい人は、ドローンスクールに通って積極的に資格を取得するべきでしょう。
国土交通省などにドローン飛行の申請を行う場合にも、ドローンの民間資格を持っているとスムーズに進む点もメリットです。
趣味でドローンを飛ばそうと思っている人にも、ドローンスクールはおすすめです。
ドローンは空中を飛ぶという性質上、墜落の可能性をゼロにはできません。そのため、人や物にぶつかるリスクを軽減させるためには、操縦者に一定のスキルが必要です。
一方、ドローンはどこでも飛ばせるわけではありません。例えば、私有地や道路や鉄道、DIDと呼ばれる人口密集地帯などでは、ドローンの飛行は禁止されています。よって、仕事などでどうしても飛ばしたい場合には手続きが必要です。
ドローンを飛ばす人は航空法や道路交通法、民法といった、ドローンに関する法律の知識を持っておく必要があります。当然ながら、これらの法律に抵触する行為は違法になりますので、基礎知識や技術を身に付けた上で、最新の注意を払ってドローンを飛ばす必要があります。
したがって、ドローンを飛ばすためには、法的かつ安全に飛ばすための知識や技術が必要なため、ドローンスクールに通うのがおすすめなのです。
ドローンスクールは大きく2種類に分けられます。民間資格を取得するための本格的なものと、ドローンに関する知識や操縦技術をライトに学ぶものです。
前者の場合、講習やテキスト代、ドローンのレンタル費用や保険代、資格取得の受験費用や証明書発行手数料など、たくさんの経費が発生するため高額になっています。おおよその相場が20万円~30万円程度。
しかし、その分実際のドローン操縦時間が多く設けられているため、ドローン操縦の基礎からしっかりと学ぶことができます。認定資格取得にも有利なため、ドローンを本格的に学びたいと考えている人には最適と言えるでしょう。
一方、Eラーニングなどを通じて数日間の座学や操縦技術の講習を行っているドローンスクールもあります。短期間で受けられる講座を設けているドローンスクールも多く、仕事をしながらドローンスクールに通うのはなかなか難しいといった人や、お試しでドローン操縦をやってみたい人は、まずは手軽に受講できるドローンスクールを探してみると良いでしょう。
ドローンを活用する事業は年々増加傾向にあります。しかし、それに伴うドローンのエキスパートはまだまだ少ない状況です。
ドローンの深い知識や高い操縦技術を持った人材は、今後ますます必要になってきます。よって、ドローンスクールに通ってライバルに差をつけることで、今後のキャリアアップにつながる可能性が高いでしょう。
本記事でドローンスクールに興味を持った人は、ぜひ受講してみてください。